女性座談会

働きやすさやネットワークシナジー。
女性社員が語る名南の魅力。
Profile
税理士法人 名南経営
古川彩夢
税理士法人の教育部に所属。先輩からの引き受け業務に取り組みながら、自分の担当のお客様を増やしている。
株式会社 名南経営ソリューションズ
細井小友美
入社時は事務局やコールセンター業務を担っていたが、現在は自身の特性を活かせる営業職に転身し活躍中。
司法書士法人 名南経営
青山さつき
ゼネラルマネージャーとして司法書士・行政書士を統括。4児の母で産休育休を取得後、復職した。
社会保険労務士法人 名南経営
杉山さやか
出版社で企画営業を経験後、名南へ転職。社会保険労務士の資格を持ち、多くの顧問先を抱えている。
—名南には女性が働きやすい環境が整っていると思いますか?
細井:働きやすい環境だと思います。ワークライフバランスがしっかり取れていて、産休、育休から戻って活躍している同僚も多いです。皆さんはどうですか?

杉山:私もそう思います。産休、育休から復帰した後も元の仕事に戻れますし、時短勤務をする場合には周囲でフォローする体制が整っていて、安心して仕事を続けられる環境だと思います。

青山:私は、子供が小学校に入学するまで時短勤務をしていたのですが、いつも朝に実施していた社内会議の時間を変更してもらったり、勤務時間に合わせて業務を組んでもらったりしていました。女性が働きやすい環境を整えようという考え方が浸透しているなと感じます。

古川:私も青山さんのように、母親になっても仕事を続けていきたいです。今は仕事に慣れてきて、自分の時間を取れるようになったので、個人的に税理士の学校に通っています。自分の母親が法律をしっかり学んで仕事をしているってかっこいいと思うんです。

青山:そう言ってもらえて、少し照れ臭いですが嬉しいです。

古川:いずれは、名南のなかで青山さんみたいな存在になれたらと思っています。
—名南の魅力はどこだと思いますか?
細井:私が思う名南の魅力は長所を伸ばしてくれるところです。入社当時、コールセンターでお客様対応や事務の仕事をしていたのですが、お客様と話すのは好きだった一方で、事務作業でミスをすることが多く、自分にはこの仕事は向いていないのではと悩んでいました。そんななか、上司から「営業の仕事をやってみないか」と言われて、外回りを始めたんです。お客様と直接話せる営業は自分に向いていたようで、仕事にやりがいを見出せるようになり、自然とミスもなくなりました。

青山:細井さんの上司は、苦手なことを苦手なりにがんばっている姿を見ていたんだと思います。細井さんが自分から「この仕事は苦手なので、営業をやりたいです」と言わなくても、細井さんの努力を買ってくれて打診をしてくれたのですね。

細井:はい。自分のことを見ていてくれる人も支えてくれる人もいて、この環境だからこそ仕事を続けてこられたのだと思います。助けてくれるのは、自分の部門の方だけではありません。他部門の皆さんも力を貸してくれました。仕事の相談はもちろん、他部門という距離感だからこそ話せることもあるんです。

古川:それも名南の魅力ですよね。私は最近ようやく他部門の方と電話やメールでやり取りをするようになりました。税理士法人でも、お客様から管轄外の相談がきたときは他部門に相談したり、質問したりする機会が多いです。管轄外のことで理解が及ばず、質問のピントが合ってないときも、皆さん意図をくみ取ってくださいます。

青山:司法書士の部門にもよく他部門の方が質問にきてくれます。誰に聞いたらいいか分からないときは、経験が長くゼネラルマネージャーをしているということもあって、私に相談が来ることが多いですね。

杉山:年齢や役職に関係なく、質問しやすい空気が名南にはありますよね。

青山:こちらとしても、頼ってもらえるのは嬉しいです。私の場合は、まず自分が話を聞いて、その後後輩に引き継ぐようにしています。他部門からの質問に対応することで、彼らの成長にも繋がりますから。そういった意味で、法務の後輩たちも他部門の方々に育ててもらっていると感じています。

杉山:確かに、他部門の方と仕事をすると多くの発見があります。私のなかで特に印象に残っているのが、名南経営コンサルティングの担当者がお客様の社内の評価制度をつくり、私たちが社労士の立場から賃金制度を作った案件です。

古川:コンサルと社労士の連携ですか。やってみてどんな発見があったのですか?

杉山:社労士の方でも評価制度をつくりますが、やはり部門によって視点が違うなと感じました。私たちは賃金制度を変更する過程で等級制度も変更するケースが多く、その流れで評価制度を変更、もしくは新たに導入します。名南経営コンサルティングの場合は全体的な課題解決のご提案の一つとして評価制度があるんです。だから、こう考えるんだ、こういうヒアリングをするんだと新たな発見があり、学びになりました。

古川:部門間の連携を通して学べることも多いですし、それによってお客様に対して名南ならではの価値を発揮できますよね。私の場合は名南の税理士、社労士の両方と契約しているお客様がいらっしゃるのですが、私が税務についての相談に乗っている際に、労務についても質問をいただいたことがあったんです。そのときも、すぐに社労士と連携して回答することができました。私たちがネットワーク内で連携すれば、お客様にわざわざ社労士に連絡してもらう必要もありません。それはネットワークを持つ名南ならではの価値だと思います。
—入社を検討されている方々にメッセージをお願いします。
杉山:私たちの仕事で大事なのは、お客様の潜在ニーズを引き出すことです。お客様からのご相談は顕在的なものが多いですが、もっと深いところにある本当の課題は何なのかを追究していく必要があります。そのためには知識も経験も必要ですが、まず大事なのは、お客様の話を聞くことです。課題の解決策が見つからなければ先輩を頼ったっていいんです。お客様以上にお客様のことを考え、一歩踏み込んだご提案をする。それがお客様のことを第一に考える名南らしい仕事なのではないかと思います。簡単ではありませんが、お客様のためになる仕事をしたいと思っている人にはぜひ挑戦してもらいたいです。

細井:名南には将来のビジョンをはっきりと持って入ってくる人が多いですが、必ずしも絶対こうなりたいという明確なビジョンは持っていなくてもいいと考えています。私の場合はお客様の課題解決のお手伝いをして、関係性を築くなかで「細井さんに提案してもらえてよかった」「仕事が楽になった」と言ってもらえることが幸せだと感じています。強いて言うなら、これからも、お客様からの「ありがとう」をもっと増やしていきたいというのが目標です。そんな自分を楽しみながら仕事に取り組んでいきたいです。そこに共感してもらえる方であれば明確なビジョンは持っていなくても、活躍できると思います。

青山:名南では、分からないことを分からないと言える人、素直に人とコミュニケーションを取れる人が伸びていくと思います。よく言われている要素が「素直さ」「勉強好き」「プラス発想」。本当にそれがぴったりだなと思います。名南が好き、法務が好きという人を増やしていきたいなと思っていますので、新しい人たちにどんどん飛び込んできてほしいと思います。

古川:私も細井さんと似ているのですが、具体的な目標はなくても、本当にやりたいことが何なのか名南で見つけていけばいいと思います。大事なのはやりたいことをやりたいと言えること。そして、そのための努力を続けていけることだと思います。少しでも興味があれば、是非挑戦してみてください。