税理士法人で働く
3人それぞれの仕事術。

税理士法人の仕事に
花形なんてない。
大切なのはお客様とどう接するか。
税理士法人 名南経営
向山勇気
社会福祉法人部はお客様との距離が近いんです。入社当時は、漠然と上場企業や大企業の税務や相続など大きな仕事をすることが税理士法人の花形だと思っていました。でも、実際にやってみると、私は上場企業や大企業より社会福祉法人のお客様の方が近い距離で話すことができ、一緒に事業を良くしていったり、課題を解決していく感覚を得られて自分に合っていると感じました。

また、社会福祉法人は一般企業の会計規則と基準が異なるので、社会福祉法人に特化した部門がある税理士法人は少ないです。でも、名南では80件も顧問先を持っているので、色々な情報が入ってきますし、当然専門的な知識を持つ上司が在籍しているので知識面、規模面でも同業他社をリードしている。他社との差別化という意味でも、自分たちの価値を発揮しやすいのです。

今後、さらにお客様に価値を感じていただくためには、新しいことへの挑戦も必要だと考えています。特に、業界ではIT化が進んでおり、最新技術を取り入れていかないと、そもそも会計顧問ができなくなる時代が来るでしょう。どんな時代が来てもお客様に寄り添い続けられるようにITに特化し、先端技術を取り入れる勉強もしていきたいと考えています。
いつでも独立はできる。
だけど、名南でしか体験できない
仕事がたくさんあると気付きました。
税理士法人 名南経営
小泉康人
前職は小さな個人会計事務所で、働きながら税理士の勉強をしていました。そのころから、独立することをひとつの目標にしています。でも、将来独立することを考えたときに、中小企業を相手に親身に仕事をするのも大事ですが、大手税理士法人でもっと難易度の高い仕事を経験しておきたいと思い、幅広いお客様を持つ名南に転職しました。

入社当時は、前職の癖で何でも自分一人でやろうとしていましたが、名南には色んなプロフェッショナルがいるので、頼っていいんだと気付いたんです。すると、お客様に対しても、さらに深く踏み込めるようになりました。単純な数字の報告で終わるのではなく、そこからさらに自分なりの意見も言っていく。「これは良くないんじゃないですか」など、ときには厳しい指摘をすることもあります。逆に、社長がやりたいということは「やりましょう」と応援することもある。相手から言われて終わり、自分から報告して終わりだけでは信頼関係は生まれないのです。

今では、この会社でもっともっと仕事をして上に行きたいと思うようになりました。そして、これまでの経験を活かし、部下にも仕事のノウハウを共有して一緒に成長していきたいです。
名南の新人育成は
教えることばかりではなく、
教えられることも多い。
税理士法人 名南経営
榎田翔太
教育部のサブマネージャーとして、主に新卒1~3年目の社員の育成を担当しています。もともとプレイヤーとして仕事をしていたので、今でもお客様を持っています。いわゆるプレイングマネージャーのようなポジション。若手から相談が来るのは新鮮味があって個人的には楽しいです。自分がやってきた範囲以外の知らないこともあり、勉強になります。教えることもあるし、時には教えてもらうということもあります。

教育担当として心がけているのは、なるべく新人たちが話しかけやすい雰囲気をつくること。こちらから積極的に声をかけたり、気軽に相談できる存在であるように心がけています。でも、ときには社内の人間だけでなく、お客様に鍛えられるという体験も大切です。私も昔はよく失敗しており、お叱りを受けることがありました。怒るというより指導をしていただいたという感覚で、お叱りを受けてからもお客様とのやり取りは続いています。そういった体験を通して、よりお客様への気配りや配慮を大事にするようになり、成長のきっかけになりました。

これからも新人育成を続ける一方で、自分としてはまだまだプレイヤーとしても進化していきたいと考えています。